このカテゴリーでは、1級建築士試験の概要について色々と書いていこうと思っています。
1級建築士試験がどんな流れで進行していくのか。

どんな試験が行われて合格の基準は何か。

そのあたりの話を、私が思いつく限り書いていきますので、興味のある方はじっくりと読んで頂ければ嬉しいです。

■試験制度の変更について
ただ、ここでまずは書いておきたいことがひとつあります。
1級建築士試験の制度が、2009年に実施されるの試験から大幅に変更となるんです。

どんな内容になっているのかなどについては、これから追い追い書いていくつもりですが、まずはそれを先に書いておくことにしました。

この記事をまとめているのは2009年の初旬ですから、ちょうど次回の試験から試験制度が変わることになります。

なので、前回までの試験制度をそのまま書いても、それだけを必要としている人はもういないので意味がありません。

それでは役に立たないということで、以前の制度と改訂後の制度を比較しながら説明していきたいと思います。
そうすれば、今後どんな形に変更していくのかが分かりますし、前回までの制度も確認することが出来ます。

こうした試験制度の改定直後は情報が少なくて不安になってしまいがちですが、条件は皆一緒なので覚悟を決めて取り組みましょう。

■過度の反応は不要
ただしここで気をつけたい点がひとつだけ。

確かに「試験制度が変わる」というニュースは大ニュースではありますが、それに振り回され過ぎないようにしましょう。

試験制度の変更内容についてよりも、まずはそれを伝えたかったんです。
1級建築士試験の制度について、事前に色々と情報を集めることは確かに大事なことです。

でもその後やることは勉強だけなんです。情報を集めて終わりということは絶対にあり得ません。
だから必要な情報を仕入れた後は、それ以上そうしたニュースに振り回されないようにしましょう。

もう少し具体的に言うと、こんな感じでしょうか。

「今度の試験制度改定でこんな変更があるみたいだから、あれもこれもやらなきゃ…」となって、勉強が進まないことを避けましょう。

書いてみると簡単なことなんですけどね。

何度も繰り返しますが、1級建築士試験に出てくる問題が、今回の変更で全く変わってしまうことはないはずです。

合格の為にやるべき事や今までやってきた事は、これらの試験制度変更で台無しになってしまう訳ではありません。

なので、必要な情報収集をやった後は、そのまま試験勉強に打ち込んでいくことが大事です。

こうした変更というのは滅多にないことではありますが、今回はそれ以上試験制度が変わることはありませんから。