前回は私が2級建築士試験を受験するきっかけについて書きました。

人に影響されて…というのは少々恥ずかしい理由かも知れませんが、きっかけですから別に何でも良いんです。
受験することに決め、それに向けて勉強を重ね、その結果として2級建築士の免許を受け取るだけですから。

免許に「受験を決めた理由」なんて欄はないですし。
で、今回は私がどうして独学で受験をすることにしたのか、というあたりについて書いてみたいと思います。

■非常にシンプルな理由
2級建築士試験を受験しようと思ったきっかけは前回書きましたが、その時結構な時間をかけて「独学で挑戦する」ことを決めました。

「独学でやる」ことを何と比較したかというと、言うまでもなく「資格スクールに通う」こととです。
そしてじっくりと考えた結果として、今回は独学でやってみるという結論に至った訳です。

理由はとっても単純かつ少々恥ずかしいもので、スクールに通う為にかけるお金がもったいないからです。

かなりケチな理由ではありますが、受講にいくらかかるのかを調べると、独学を選びたくなる人もいるはずです。

さすがにこれで車は買えませんが、新品のバイクが余裕で買える値段ですからね。

その金額を支払うのなら、まずは自力で出来るだけのことをやってみて、どうしてもダメだと思ったら助けてもらおう。

そんな思いで独学を選択したんです。

■資格スクールがダメな訳ではない
ただしここで勘違いして欲しくないのは、私が独学で挑戦したからと言って、その選択肢がベストかは分からない、ということです。

「資格スクールに通う」という選択肢と「独学でやってみる」という選択肢がありますから、まずはじっくりと比較をするべきです。

どちらの選択肢にもメリットとデメリットがある訳ですから。

資格スクールは「合格させるプロ」ですから、こちらが支払う金額に値するサービスを提供してくれるでしょう。

そうでなければ生徒は集まりませんからね。

そして、たくさんの生徒が集まっている今の状況を見れば、良質のサービスを提供していることが良く分かります。

そのサービスを、お金を支払って受けるかどうか。
本当にじっくりと考えて頂きたいと思います。

私は独学を選択しましたが、2級建築士の試験を受験するまでに何度も「さすがにスクールはサービス良いな…」と思うことがありました。

私が受験をするまでにスクールがどれほど役に立ってくれたかは、体験談の中で後ほど詳しく書いていくことにします。

そんな訳で、独学を選択した私は年明けから本格的に勉強を始めることになります。
が、その前に用意しておかなければならないものがあります。

当然のことですが、メインで使っていく「教科書」的なものを選んで購入しなければなりません。
次回は2級建築士試験を受験する為のガイドブックについて、色々と書いてみたいと思います。