二級建築士試験の学科で勉強漬けの毎日を送りすぎた反動で、一休みのはずがなかなか机に向かうことが出来ない。
前回はそんな状況まで書きました。
情けない話ではありますけど、一度こうなってしまった軌道を元に戻すのは結構骨の折れることなんですよね。
もうさすがに製図試験の勉強を始めていなければいけない時期なのに、私はいまだに何もしていない状態のままでした。
そして時間だけが過ぎていきます。
ボーっとしたままでも、精一杯何かをしていても。
■最後の賭け
そんな状況で何もしないまま、気がつくともう2週間近くが経過してしまいました。
この2週間という時間は、かなりもったいない空白です。
二級建築士試験の日程を見るとわかりますが、学科試験の終了から製図試験までの時間が結構短いんです。
7月の上旬に学科試験が終わって、製図試験が9月の中旬ですから、大体2ヶ月半分弱。
そんな中で2週間も動かなかったのは、勉強に費やす時間を考えればかなりきつい状態です。
これ以上はさすがにマズイ。
そう思ってはいるんですけど、どうしても「明日からやろう」ってなってしまい、その明日が永遠にこないパターンになってます。
今日やらない奴は明日もやらない。
基本的に私はそう考えていますけど、この時ばかりはまさにそんな状態でした。情けないですね。
どうせ勉強しないのなら、完全に二級建築士試験のことを忘れてしまえば良いんです。
その方が勉強をしていない時間を楽しめるというものです。
でも、さすがにそれは出来ないで、気にはしつつ何もやらないという最悪の状態を過ごしていました。
そんな中、もうこれ以上は時間的に無理だと感じた私は、最後の賭けに出ることにしました。
これで出来なければ、もう多分製図の勉強はしないだろう、というくらいの賭けを。
といってもそれほど難しい話でもなくて、ただ自宅で出来る仕事を一つ入れただけなんですけど。
これがどうして最後の賭けなのか。
自宅での仕事を入れた私は、当然二級建築士試験の勉強なんて出来なくなってしまいます。
でも、今現在はどうせ何もやってません。
だからあえて仕事を入れて、「仕事が終わったら必ず勉強を再開する」という感じにしたんです。
仕事が終わってもぐうたらするようであれば、もう二級建築士試験の勉強をするきっかけはゼロ、という状態です。
そして私が入れた仕事には当然「期日」があって、それを守るためには結構机に向かって作業をしなければなりません。
机に向かう習慣を取り戻しつつ、仕事が終わったら勉強を再開する、という思いで一時期は仕事に没頭しました。
ただ、思ったよりもその仕事は時間がかかってしまい、結局完全に終わったのがお盆休み前だったのが計算外でした。
結局約1ヶ月もの間、製図試験をやらなかったことになる訳です。
残り1ヶ月と半分。
こんな期間で製図は大丈夫なんでしょうか。