製図試験ってどんな感じ?

遅ればせながら、ようやく二級建築士試験の製図試験対策を始めた私。

でも製図の試験なんて今まで受験したことがないので、何をすれば良いのか見当もつきません。

学科試験なら参考書もあるんですけど…

と思ったら、調べてみると製図試験の参考書もあったので、まずはそれを購入してみます。

あとはネットで少し情報収集です。

どんな性質の試験なのかをまずは知っておかないと、勉強も対策も出来ませんから。



■与条件を満たすことと時間制限

二級建築士試験の製図試験について調べていくと、ようやくいくつかのことが分かってきました。

簡単にまとめるとこんな感じの試験なんですね。

・テーマは学科試験が終わるあたりのタイミングで発表される

・敷地条件などの与条件は製図試験当日に発表される

・条件に沿ったプランで図面を完成させる

・制限時間は4時間30分

・採点は減点方式

私が受験した年のテーマは「吹抜けのある居間をもつ専用住宅」でした。

そして製図試験当日に、敷地条件や配置すべき部屋とその階数などの条件が提示されます。

それを見て、条件にマッチした住宅の平面図(1階・2階)・立面図・矩計図(断面詳細図)・面積表を完成させます。

4時間30分という限られた時間の中で。

この時間制限がどうやらくせ者のようですね。

制限時間内に製図を完成させるには、作図スキルをかなり磨かなければならない感じです。

まあ実際に設計をするのに4時間30分というのは短すぎますけど、これはあくまでも試験なので割り切るしかありません。

ふむふむ…

調べていくうちに、ようやくどんな勉強をしなければならないかが分かってきました。

大きく分けて2つのスキルを磨く必要がありそうです。

・与条件に沿ったプランを「短時間で」作れる能力

・そのプランを「短時間で」作図する能力

これですね。

そして最大のテーマはやっぱり制限時間内に作図を終わらせることですね。

採点は減点法で、条件を満たさないところがあったりすると減点されていき、一定の基準を下回ったら不合格になるという感じです。

でも「図面が未完成」だと、採点されることもなく不合格になってしまいます。

まずは土俵に上がるために、「時間内に完成」させられるスキルが必要不可欠のようですね。

ということで私はとりあえず、参考書の付録にあった過去の試験の模範解答を丸写ししてみることにしました。

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