二級建築士試験の学科試験はようやく終わり、たくさんいた受験生もそれぞれの家に帰っていきました。
本当にお疲れ様。
このときばかりは自分にそう言いたい気分でした。
試験を終えた後のこの爽快感とか開放感は、きっと今までしっかりと勉強を積み重ねてこなければ味わえなかったはず。
今その感覚を味わうことが出来て、なおかつそれなりの手応えを感じることが出来た。
これはもう何よりも嬉しいことですよね。
■帰ってからやること
帰りの電車はもう行きとは全然違って、目に映るもの何もかもが新鮮に見えました。
もう二級建築士試験のことを考えなくても良い、っていう開放感は本当に格別だったんですね。
資格スクールのバスに乗せてもらったおかげで、家に帰ってきたのは思ったよりも早い時間でした。
今日はかなり神経を使ったから、出来ればもうゆっくりしたい。
と言うか、今日はもう何もしたくない。
そう思うのが当然のことなんですけど、最後に自己採点だけはやっておかないと、二級建築士試験は終わったことになりません。
・今回の学科試験で合格点をとれた → 製図試験に進む
・残念ながら合格点に達しなかった → 今年は終了
このどちらなのかを、出来るだけ早い段階ではっきりさせておかなければなりません。
もちろん正式な合格発表はありますけど、そこまでのほほんと待っている時間がないんです。
だからまずは自己採点をして、正式発表の前に自分の合否をつかんでおく必要があります。
そして、出来るだけ早い段階で合否を確定させるのなら、その日のうちにやるのが一番だということになる訳です。
まあそんな理屈を言わなくても大丈夫。
二級建築士試験を受験した方ならば、結果がどうなのか気になったままにしておくことなんて出来ませんから。
私もやはり同じです。
確かに疲れてはいましたけど、自分の合否を確認しないままのんびりすることは出来ませんでした。
そんな訳で、私は帰ってきてすぐにパソコンの電源を入れ、資格スクールのサイトを開きました。
そうすると、もう「二級建築士試験の解答速報」みたいなページが追加されています。
そこには今日行われた二級建築士試験の解答が、すべて(当たり前ですが…)書かれていました。
そこで私は、問題用紙に書かれた自分の解答と、ウェブサイトに掲載された解答と照らし合わせていきました。
これを間違いなくやる為に問題用紙を持ち帰ってきたんです。
なので、試験の答え合わせはかなりスムーズに進めることが出来たと思っています。
いや…それにしても。
解答速報の早さには本当に脱帽するしかありません。
試験会場を出た時にはもう解答速報を配っていた訳ですけど、どうやればそんなことが出来るのか。
さすが二級建築士試験のプロ、といったところでしょうか。