何とかして勉強の習慣を取り戻すために、あえて仕事を入れて「仕事が終わってから全力でやる」ということにして…

予想外に時間がかかりながらも、何とか仕事を終わらせることが出来ました。
私もなんだかんだ言いつつプロですから、仕事をきちんと終わらせるのは当たり前のことなんですけど。

とにかく仕事が終わった訳ですから、これで二級建築士試験の製図を始めるきっかけは出来ました。
残り時間は少なくなってしまいましたけど、まだ何とかギリギリセーフだと信じたい。

当時はそんな心境だったことを良く覚えています。

■何とか立て直す
最後の賭けということで、あえて入れた仕事をようやくこなした訳ですけど、正直これは精神的にも肉体的にもかなりキツいものでした。

出来ないとわかると逆にやりたくなる。
これが人間の心理です。

当時の私もまさにそんな状態になって、仕事が忙しくなるのと同時に勉強をしたくなって、恨めしい日々を過ごしました。

仕事自体もキツかったんですけど、気持ちがモヤモヤしているとやっぱり乗りませんよね。
そして、仕事が終わった今、もう二級建築士試験の製図試験対策をする為の障害はありません。

今度こそきちんと毎日机に向かって勉強をしなければ。
…というか、ここでまたぐうたらするようなら、多分なにをやってもうまくいかない。

だからここはなんとしても…という気持ちで、何とか勉強を再開することが出来ました。
これは本当に良かった。

私は何とか最後の賭けに勝つことが出来たんです。

もちろん最初から勉強をしていれば、そんなことはしなくても済んだ訳ですから、あまり手放しで喜ぶことも出来ませんけど。

そして、かなりの回り道をしてしまったせいで、残り時間はあと1ヶ月と半分くらいしかありません。
これから頑張るのは当然の前提として、製図試験が終わってからコツコツとやっている人に勝てるのか。

そんな不安を抱きながらの勉強になりました。
まあこれは独学で勉強する人の誰しもが思うことで、何というか「宿命」という感じのものなんですよね。

なのできっと、もし残り時間があと1ヶ月多かったとしても、同じような不安を抱えながらの勉強になるはずです。

…と、何とかそう思うことにして、二級建築士試験の製図試験対策をやっていきました。
また、去年学科試験に合格したものの製図試験は不合格だった人も、今年の製図試験を受験します。

この「製図からの受験者」とも戦わなければなりません。
まともに考えれば、ますます不利な状態になっている、ということが分かってくる訳ですね。

製図からの受験者は1年余分に勉強をしている訳ですから、当然去年の不合格者の方が有利に決まっています。

でも、そこで圧倒的な差が出ないように、製図試験のテーマは学科試験が終わるくらいのタイミングで発表されます。

出題テーマに沿った勉強をする時間はほとんど同じ、って思うしかないんですよね。
まあそれでも私の場合は1ヶ月くらい出遅れた訳ですけど。