二級建築士試験の製図対策。
「対策」と言っても、出来ることは結構限られていて…

まずは時間内に作図を終えられることが肝心なので、作図のスピードを磨くしかない。
やれることは単純なんですよね。

そんな中、3回の作図で少なくとも前回よりは速く作図を終えることが出来ました。
でもまだ8時間と少しですが。

これを半分以下にする必要がある訳ですが、それでも少しずつ進歩はしている手応えを感じていました。

■何度もやれば上手くなる
何事もそうですけど、同じことを何度も繰り返しやっていると、それに慣れてきて少しずつ上手になっていきます。

「慣れる」って凄いですよね。

まあ「飽きる」に通じる部分もありますけど…
こういうところを見ると、人間って凄いなって思います。って、少し大げさすぎる表現ですかね…
でも問題はそれを信じて繰り返しが出来るかどうか。

これなんですよね。ポイントは。
それが出来なければ当然慣れていかないですし、上手になっていくはずもありません。

私の場合も最初はその繰り返しが(というか何も)出来ずにいて、その結果製図のスキルが全然上がらないという感じでした。

でも、ようやく机に向かう習慣を取り戻すことが出来た。
そして地道に製図の練習を繰り返してきた結果、製図のスピードは確実に上がってきました。

これは本当に嬉しかった。
楽な方に流れていた時期があったので、こうして着実に前進している感覚がもう嬉しいんですよね。

あとはもっと作図にかかる時間を短縮していくだけです。

もちろんそう簡単に作図時間は短縮していかないでしょう。二級建築士試験の製図はそれほどヤワじゃありません。

それでも着実に進んでいる感覚はありました。
今自分がどのあたりにいて、目標はどこにあるのか。

それさえ分かれば、あとは目標まで進んでいくだけですから。

電車とか車とかの非常に重い乗り物は、全く動かない状態から動き出すまでに使うエネルギーが多いんです。

でも一度動き出してしまえば、そのスピードを維持するために使うエネルギーはそれほど多くは必要ない。
二級建築士試験の学科対策も、何となくそれに近いものを感じました。

もちろん全く同じだとは言いませんが、最初の大変さとか一度勉強を始めた後の安定感とか…
「慣性がはたらく」というあたりは、結構似ているように思います。

一度やり始めた製図対策を途中でやめてしまうと、またやり始めるのに大きな労力が必要になる。
そう感じた私は、なんとしてもこのまま製図対策を続けていかなければと思っていました。

残り時間も少なかったので、本当にラストチャンスですね。