前回は少しメンタルっぽいことを書いてしまいました。
何だか上手くやったみたいに書いてしまいましたが、実際にはそんなにスマートにやれた訳ではありません。
読んでもそれほどスマートにやれたように見えない?
そう感じる方、正解です…が、多分現実は文章よりももっとスマートじゃなかったと思います。
当時は「何が何だか分からないまま、それでもやるしかない」という感じでドロドロと進めていったというのが現状ですから。
今思えば…という書き方しか出来ないので、5割増くらいにイイ感じで書かれてる、と思って読むのがちょうど良いくらい。
多分そんな感じです。
■ただひたすら…
さて、二級建築士試験の製図対策についての続きですが…
それからやったことと言えば、もう非常にシンプルです。もう書くことがなくて困るくらいに。
もうひたすら作図…
ただそれだけです。
ひたすら自分の手で図面を完成させていき、作図にかかった時間をはかることだけを毎日。
シンプルですね。
もうシンプルすぎて飽きてしまいそうでしたけど、多分これ以外に道はないんだと思ってやり続けましたよ。
二級建築士試験の学科試験の時にも、同じ問題を繰り返していった訳ですが、製図試験も結局は同じパターンに…
でも、筋肉を鍛える為には反復運動の繰り返しが必要なように、何かしらの作業に熟練するにはそれしかないんだと思います。
それでも筋トレよりは面白みもありますし、何とか挫折しないでやっていくことが出来ました。
で、その時にどんな図面を描いていったか。
これは後々でも出てくる問題ではあるんですけど、とりあえずは序盤にどんな図面を作図したか、ということです。
これもあまり面白くない話なんですけど、最初に書いた図面と全く同じ図面を何度も描いてました。
あわせて5枚も。
昨日完成させた図面を、次の日にはまた最初から作図していくんです。
まあ正直言ってそれほど心躍らない作業ですよね。
でも、全く同じ図面を何度も描いて時間を比べていくというのは、意外に効果があったんじゃないかと思ってます。
全く同じ図面を作図する訳ですから、前回より時間がかかってしまった時には何の言い訳も出来ません。
だから少しでも短い時間で作図を終わらせるようにと、色々と工夫をしていくことになります。
まあこれはどんな図面を描いていっても同じかも知れませんけど…
それでも同じ図面を描いていくことによって、純粋にかかった時間を比べられたのは良かったと思ってます。
そして、同じ図面を作図した5枚目の図面にかかった時間は…
ちょっと良く覚えてなくて申し訳ないのですが、確か6時間を少し超えたくらいだったと思います。
さすがに8時間を切った位からは、一気の時間短縮というのが難しくなってきました。
それでもジワジワと進んではいる。
そんな手応えだけは掴むことが出来ていました。