二級建築士試験の学科試験で、解答用紙に名前とか受験番号とかがしっかり記入されているか。

私がどうしてそんな細かいところを何度も確認するのかについて、前回はちょっと昔の話をしてみました。
私は4つの大学の入学試験を受験して、その大学が最後の試験でした。

これはどう考えても「緊張感が足りなかった」ということじゃないかと思います。
やっぱりどんな試験にも、適度な緊張感は必要ですよね。

■解答速報…
少し話がそれてしまいましたが、とりあえず二級建築士試験の学科試験はこれで終了です。
皆が一斉に帰る支度をして、教室から出て行こうとする訳ですが、まあ当然かなりの混雑になります。

最初はやはり混雑が激しいので、私は少し教室でのんびりと帰り支度をしながら時間をつぶしました。
そして、少し混雑が落ち着いてきたかな…という状態になってから、ようやく教室を出ることに。

最初の混雑よりはマシですけど、それでも人がまばらという感じでは全然ありませんでした。
かなりの人数がこの二級建築士試験を受験する訳だから、まあこの混雑は仕方のないことですよね。

試験終了前に解答用紙を提出し、教室から退出する人の気持ちが少しだけわかったような気がしました。
さて、そんな試験会場からの帰り道。

受験生は皆「もう家に早く帰りたい…」なんだと思っていましたが、なにやら周囲が騒がしいんです。
何かな…と思っていたら、資格スクールによる解答速報のお知らせだったんですよね。

紙で速報を配っている人もいましたし、なにやら仮設の机みたいなものを用意していて、個別に指導されている人もいました。

二級建築士試験が終わったというのに、そこにはなにやらかなりの熱気が存在していたんです。
もう一刻も早く家に帰ってのんびりしたい、とか思っていた私は、その思いがけない熱気に圧倒されます。

まあ私もとりあえず受験生でしたから、自分が何点を取ったのか、合格か不合格かは気になるところです。
でも、別に今すぐ知らなくても良い。

家に帰ればネットで確認が出来るんだから、家で落ち着いて確認をすれば良いんじゃないかと思ってました。
だから、解答速報ももらいませんでしたし、個別に指導されるなんてもうあり得ないという感じでした。

まあ個別指導に関しては、資格スクールの受講生と担当の先生だったのかも…と、今では思いますけど。
そんな訳で、私はちょっとばかり異様な雰囲気の喧噪を通り抜け、試験会場を後にしました。

そうすると、試験会場である大学を出たあたりで、今度は大量のバスと並ぶ人でごった返してました。
資格スクールが用意したバスで、受験生を駅まで送るようで…これは朝もあった光景ですね。

朝は集中したかったので乗りませんでしたけど、帰りはどしよう。

とか思いましたけど、資格スクール受験生じゃなくても利用OKらしいので、この好意に甘えることにしました。

最寄り駅ではなく、割と大きな駅の近くまで乗せてもらうことに。これは本当に助かりました。
何かパンフレットのようなものをくれましたけど…まあこれはもう仕方のないことですよね。

とりあえず家で見ることにして、後はもう試験のことを考えないで家まで帰ることにします。