前回は2級建築士試験の勉強を夜にやる際の注意点などを書きました。

これはスケジュールと自分の体調(と言うか眠気というか…)によって変わるので、結構難しいことなんですよね。

スケジュール通りにする為にはあと2ページ進める必要があるけど、もう眠くて進められない…という状況は結構出てきます。

そんな時に無理をして進めるのが良いのか、無理をせずに寝た方が良いのか。これは非常に難しいところではないでしょうか。

無理して進めても頭に入らないかも知れませんし、毎回無理しないでいるとそのうち遅れが致命的になってきますから。

その時の状況を考えて、頑張りと妥協をバランス良く使っていく。
…書くだけなら本当に簡単なんですけどね。

■何か対策を考えてみた
私が2級建築士試験の勉強を進めていく中で、先程書いたような問題を解決する一番の方法はこれです。

集中力を(出来るだけ)保ちながら勉強をする。
それによって勉強の効率は上がりますし、当然睡魔もなかなか近づいてこない状況になる訳です。

これが簡単に出来れば苦労はしない。
それは分かっていましたが、集中力が途切れないようにする為に私は色々な方法を試してみました。

・時間で区切る
勉強時間を40分と決め、その後10分の休憩を必ず取る、という時間での区切りをやってみたりしました。

人間の集中力は1時間弱でどうしても低下してきます。学校の授業時間が40分~50分程度なのはその為です。
そして「今回の40分でココまで進めよう」と決め、集中して取り組むように心がけました。

バカバカしいですけど、勉強終了時間を知る為にキッチンタイマーを購入する徹底ぶり。
40分たつと「ピピピ…」となり、そこで強制的に一休み。

パソコンのアプリケーションで探すと高度なストップウォッチなどがあるのですが、これはなぜか馴染めなかったんですよね。

このやり方はほぼずっと続けましたが、結構効果があったのではないかと思っています。

・アロマ的なもの
お香とかアロマとかで「勉強する時に」みたいなものを色々と試しました。

最初はお香だったのですが、灰が出るのでその処分が面倒になり、最終的にはアロマオイルを使うようになりました。

コンセントに差すと照明がつき、その熱で上の皿が加熱されて香りが出る仕組みになっているようです。
これだと灰も出ないですし、勉強を始める時にスイッチを入れるだけなのでとっても楽です。

効果の程は良く分かりませんでしたが、気分転換に色々な香りを試したりしたので楽しむことは出来ました。
たまに「リラックスする香り」とかがあって、それはちょっと勉強には向かないかも…と思いましたけど。

「色々試しました」とか言う割には2つしか出しませんでしたが、結局最後まで続いたのがこの2つだったんです。

途中でやめたりしたのも色々あったはずですけど、それらは多分自分の中で効果を感じなかったのだと思います。

色々なやり方を試す前に、私は「ビジネスマンの時間管理」という感じの本を何冊か読みました。
本当に色々な考え方があるものですね。

中にはくだらない内容もありますけど、ちょっとしたヒントが見つかったりしますので、勉強の合間などに読んでみることをお勧めします。