前回は受験資格について書きましたが、次に大まかな試験のスケジュールも確認してみましょう。

2級建築士試験は1ヶ月くらい頑張った程度では合格出来ませんので、スケジュールにそった長期戦となります。

■大まかなスケジュール
2級建築士試験のスケジュールは、学科試験と製図試験が日曜日に行われる関係で、毎年微妙に違います。

でも、基本的に「何月の何週目」という感じで決められていますので、違うと言っても何日かくらいの差しかありません。

なのでここでは大まかなスケジュールしか書くことが出来ませんが、それで特に問題はないと思います。

毎年の詳細は、2級建築士試験を主催する「財団法人 建築技術教育普及センター」のサイトで発表されます。
財団法人 建築技術教育普及センター

今回お話しする大まかなスケジュールなども、上記リンク先で調べることが出来ます。
…が、念のためにこちらでも書いておくことにしましょう。




・3月上旬 試験スケジュールの詳細発表
・4月上旬 受験申込書の配布
・4月中旬 受験申込受付
・7月上旬 学科試験
・8月下旬 学科試験合格発表
・9月中旬 製図試験
・12月上旬 製図試験合格発表
・翌1月 建築士免許受け取り




簡単に書くと2級建築士試験の大まかな流れはこんな感じです。

■勉強の開始時期について
で、具体的にどの時期から始動するか、です。

まずは7月の学科試験に向けて勉強を開始することになりますが、どのあたりから勉強を始めれば良いのでしょうか。

これはもちろん人それぞれにはなりますが、年明けぐらいから7月に向けた準備をするくらいが適切だと思います。

勉強の開始は早いほうが良いに決まっていますから、本当は年明け前の10月くらいからでも良いとは思います。

でもそれではきっと長く続けることは出来ませんので、そのあたりのペース配分は結構難しいんです。

そんな理由もありますし、年明けから始めるのは区切りが良いという理由もあって、私は年明け1月からの始動をお勧めします。

「今年の目標」とかに設定しやすい時期ですから、そういう意味でも勉強を始めやすいんですよね。