私は2級建築士試験を「独学で」受験することを決めました。
お金をかける前に、自分が出来るところまではまずやってみよう…という思いでそう決断をした訳です。
…が、やはり全くお金をかけないで受験をすることは出来ません。
もちろん私もそこまで甘いことを考えていた訳ではないです。
当然のことですが、試験勉強に使う為の参考書や法令集などは、必要経費として投資することになります。
■参考書の選定
ただ、実際書店に言ってみると良く分かりますが、2級建築士試験の為の参考書だけで結構な数があるんです。
それらの参考書を比較してみると、何が違うのかとか、実際どれがよいのかが良く分かりません。
うーむ…
最初に書店に行った時には、結局何も買うことが出来ずに帰ってくることになりました。
参考書関連は基本的に割と高額で、安くても2000円台、大半は3000円台という価格設定になっています。
もちろんそれをケチる訳ではないのですが、買ってみて「分かりにくいな…」とかなった場合を考えると、ちょっと痛いです。
資格スクールに通うことを考えれば、こんなところで慎重さを発揮してもしょうがない気がしますが…
まあ当時はそんなことを考えながら書店を後にした訳です。
しかし、私自身が試験について良く分かっていなかったので、自宅に帰って考えても結局進展するはずがありません。
そこで私は、最初からそうすれば良かったのですが、ようやくネットを使って調べてみることにしました。
■売れているもので
私が2級建築士試験用の参考書で知りたかったのは「どれが売れている参考書なのか」でした。
たくさんの人が使っている参考書なら、それほど情報に漏れもなさそうですし、それを使った全員が不合格になることもないでしょう。
書かれている内容を理解すればかなりの確率で合格する、という参考書であればそれでOKでした。
今考えてみると、その条件は恐らく全ての参考書が満たしているような気がしますが…
結局楽天ブックスで調べた結果、私は霞ヶ関出版の学科対策を購入することにしました。
法令集は良く覚えていませんが、こちらはあまりメジャーでないものを選んだような気がします。
何せ学科試験の際には、自分と同じ法令集を持っている人がほとんどいなくて焦りましたから。
後は問題集を2冊購入しました。
まずは一問一問の正誤を回答するタイプの問題集を1冊、そして実際の試験と同じく5択の問題集を1冊。
合計で1万円とちょっと。楽天ブックスは1500円以上で送料無料ですから、4冊全部を注文しました。
■束の間の休息
しかし、自宅に本が届くまでには何日かかかります。
その何日かは最後の休暇みたいな感じで、もう2級建築士試験のことを何も考えずに過ごしました。
本が届いたらすぐ勉強に取りかかるつもりでしたから、せめてそれまではゆっくりしようと思ったんですね。
そして何日か後に本が届きました。
私はこの4冊を使いこなして、絶対に2級建築士試験に合格しようと勉強に没頭していくことになります。