2級建築士試験の勉強で、私はようやく○×問題集を一通りやりきることができました。
進みはあまり順調ではありませんでしたが、理解しないまま急いで進んでも全く意味がありません。
もちろん時間をかければ良いという訳でもなくて、やはり「自分で理解出来ているか」が最も重要なのだと思います。
今回はその「勉強にかける時間」について、当たり前ではあるけれど陥りやすいことについて書いてみます。
■内容が大事だけど…
勉強をするのに最も重要なのは、言うまでもなく内容を理解しているかどうかという部分です。
だから「何時間かけて勉強をしたか」はあまり重要じゃない。
これは当たり前の話ではあるんですけど、忙しい中で時間を割いての勉強では、どうしてもその事実を忘れがちなんです。
「今日は1時間勉強したからイイか…」
これって何となく説得力がありそうな言葉ですが、実際はそうでもないことの方が多いんです。
少なくとも私の場合は、夜に勉強して疲れてきた時に、そんなことを思いながら勉強を切り上げることが多かった。
もっと悪くなると、全然集中出来ないのに時計をちらちら見ながら机に向かい続け、時間が経過するのを待ったり。
全然進んでいないのに、「今日は1時間勉強した」という満足感だけが残るという状況は、絶対に避けなければなりません。
…とか言いながら、私はこれを結構やりました。
机にはパソコンという時間つぶしに困らない道具があるので、机に向かうだけならいくらでも出来るんですよね。
これを「気分転換」と呼ぶか、それとも…
■理想だけでは
もちろん疲れているのに無理をしても効果的ではないので、時間を区切って早めに切り上げるのはアリだと思います。
勉強のスケジュールを優先しすぎて、全く頭に入らない状況で頑張っても意味がないですからね。
大抵の人は2級建築士試験の勉強だけをやれば済む訳ではないので、取れる時間と体力・集中力によって予定は少しずつ変わります。
最悪「今日はちょっと無理」という日があってもおかしくないんです。
なので、そのあたりは臨機応変に進めた方が最終的には良い結果が待っていると私は思っています。
でも、「時間を区切ってその間は集中して勉強する」ことと、「ある程度時間が過ぎるまで何となく机に向かう」ことは全然違いますよね。
どうしても人間ってヤツは楽な方に進んでしまいますから、この違いをしっかりと意識しておく必要があります。
まあ簡単に言えば「ダラダラやるよりも短期集中」ということです。当たり前のことではありますが、これはかなり大事ですよね。
で、それを理解した上で、時々そうした失敗をするのは仕方がありません。
人間は機械じゃないので、毎日必ず「理論的には正しいこと」を選択出来る訳ではありません。
…ですよね?
先程も書きましたが、私もたくさん「ダラダラ」をやってますから。
多少失敗しつつも、基本方針を「ある程度」守ることが出来れば、それで充分2級建築士試験の合格に手が届くと思いますよ。