二級建築士試験の「計画」と「法規」の試験時間が、残すところあと10分になりました。
3時間というのは決して短い時間ではないのですが、残り時間を意識しながら必死に回答をしていると、本当にあっという間です。
それでも何とか納得出来る回答が出来た。
そんな手応えを掴むことが出来たので、前回も少し書きましたがホッとしたというのが正直なところです。
■最後の見直しと問題用紙
さて、あとは残された10分をどのように使うかです。
もう「やることはやった」という手応えのようなものはありましたが、それでも何かやることはあるはず。
そう思った私は、マークシート用紙に記入した自分の回答を最終確認することにしました。
もう今から問題を読んで内容を確認する時間はありません。
でも、自分の回答が解答用紙に間違いなく反映されているか、しっかりとマークシートを再確認するくらいの時間はあります。
一度しっかりと見直しはしましたが、最後のだめ押しということでザッと見直しをかけました。
また、それが自分の回答が問題用紙にも分かるようになっているかも確認しました。
これも後々で結構重要になってくるので、ぜひ最後にやっておいて欲しいことのひとつです。
と言っても、やることは単純です。
問題用紙にはまず問題文が書かれていて、その下に選択肢として1から5までの数字と文章が書かれています。
自分が解答用紙にマークした選択肢の番号に、はっきりと分かるような印を付けていく。
そして、問題を解いていく段階でつけていったメモなどがあるかも知れませんけど、それはもう消してしまいます。
問題用紙に残るのは解答用紙にマークした自分の回答だけ、後で見ても間違えようがない状態にしておきます。
つまり、自分が選んだ選択肢が解答用紙にマークされているかを確認し、それが問題用紙を見ても分かるようになっているか。
それを確認していくんです。
最後にやるのはそれだけです。今まで充分に確認をしてきた訳ですから、もうそれだけで大丈夫でしょう。
では、なぜ問題用紙にも自分の回答を書いておくのかというと、試験終了後に自己採点をする為です。
これは非常に重要です。
解答用紙は当然提出しますが、問題用紙は試験終了まで在室した人に限って持ち帰ることが出来ます。
だからこそ、問題用紙にも自分がどんな回答をしたのかを書いておき、持ち帰って自己採点をする為の資料にするんです。
これもきちんと見直しておかないと、特に点数がギリギリだったときなど「本当に大丈夫かな…」と不安になったりします。
合格か不合格かがイマイチよく分からない、という状況になるのが最悪なので、それだけは避けたいところ。
自分が正解だと思って回答した選択肢が、問題用紙にきちんと分かるようになっているかを確認するのはその為です。
二級建築士の学科試験を受験したその日に、自己採点で合否を確実に知っておくこと。
これは最終的に二級建築士の資格を手にする為に、絶対にやっておかなければならないことだと思います。
そしてその為に最後まで在室して、自分の回答が分かる問題集を持ち帰ること。
とても単純なことではありますが、これはぜひとも二級建築士試験の本番でやっておくことをお勧めします。