二級建築士試験の会場に到着すると、かなりたくさんの人が受験するんだな…と改めて感じます。
でも、受験生の多さは私には関係ないので、まずはとにかく自分が座る席を探さないと。

こういう受験のお約束として、自分の受験番号によって受験する建物や部屋が変わってきますよね。
当然見やすいような案内がされているので、それを見ながら自分の席にたどり着きました。

■試験開始までの時間
机に貼ってある受験者の情報が、自分の持っている受験票とあっているかどうか。
まずはそれを確認して、ようやく一息つきました。

で、少しまわりを観察してみる。
今いるのは大学の教室です。そして季節は初夏ってところ。15分くらい歩いてきたので、少し汗をかいてます。

…が、まさかのエアコンなし。

大学だから大丈夫だろうと安心していたんですけど、よくよく考えてみたらここは国立大学ですよ。
エアコンなしも納得です。

その替わりに、という感じで窓が全開になっていて、運の悪いことに窓の先に喫煙所があります。
ここは1階なので、もう当然のように煙が入ってきますよ。いやいや、これは参った。

私はタバコの煙があまり得意ではない(控えめな表現…)んですよね。どうやらあまり良くない席に当たった模様。

でも、もう席は決まってるので仕方がありません。

自分の席で試験開始までゆっくりと参考書を眺めていようと思ってましたが、外に出て行くことにしました。
どうせエアコンも効いてないですし。

そんな流れで、結局は外の木陰に座って参考書などをぱらぱら…と、最後の復習も兼ねてやってました。
まあ案の定というか、ほとんど頭に入ることはありませんでしたが。

最後の方はもう勉強することを諦めてしまい、少しでも落ち着けるようにボケーッとしてました。
まわりを観察していると、受験生の最後の行動はいくつかのパターンに分かれてました。

・最後までテキストに目を通す人
・もう何もしないで待つ人 ← 私はコレ
・仲間とワイワイ喋ってる人

3番目の人は、資格スクールに通っている人達なんでしょうね。
一緒に勉強してきた仲間と喋ることによって、試験前の緊張感をほぐしているのかも知れません。

楽しそうな雰囲気の中にも、なにか緊張感が潜んでいる。端から見ていた私には、どうもそんな風に感じられました。

まあ考えすぎかも、ですけど。

そうこうしている内に、少しずつ二級建築士試験の学科試験が行われる時間が近づいてきました。
私もそろそろ席に戻らなくては。

今までやってきた勉強の成果が、これから試されます。