最後の見直し。

二級建築士試験の「計画」「法規」で最後にそれをやり終えると、もう本当に残り時間はわずかしかありません。

で、その時間をどうするか…とか少しだけ考えましたが、もうこれで充分なんじゃないかと。

残り時間で出来ることもほとんどなさそうだったので、「計画」と「法規」はこれで終わりにしようと思いました。

そして最後の数分は少しぼんやりしながら、「それでは時間です」という試験管の言葉を聞き、試験終了です。

■つかの間の休憩
これで二級建築士試験の「午前の部」が終わりました。
昼食の休憩を挟んで「午後の部」もある訳ですが、とにかく一段落ということになります。

とりあえず自分が勉強したことを試験に出すことが出来たので、私はようやくホッと一息つくことが出来た気がしました。

これで合格点に届かなかったのなら、それは勉強不足ということだからもう仕方がない。
そう思えたのだから、ある程度の満足感はあったと思います。

でもまだ午後の「構造」と「施工」が残っているので、ここで気を緩めることは出来ません。
まあ当たり前の話ですけど…

ここで午前のことを綺麗さっぱり忘れてしまい、頭を「構造」と「施工」に切り替えないと。
私は昼食のカロリーメイトをかじりながら、そんなことを考えてました。

「構造」と「施工」の問題集を開くかどうか迷ったまま、しばらくの間本当にボーっとしていました。
頭をリラックスさせた方が良いような気がしますし、少しでも最後まで復習をした方が良いような気もします。

簡単な昼食を選んだのは、本を読みながら食事が出来るようになんですけど…ちょっと本を開く気になりません。

ちなみにまわりを見渡すと、半分くらいの人が自分の席に座ったまま昼ご飯を食べてました。
そしてほとんどの人が問題集などを読みながら食事をしています。

大体コンビニで買ってきたパンとかそんな感じだったと思います。
で、残り半分くらいの人は外に出てタバコを吸っていたり、知り合いと一緒に話をしたりしています。

午前中の「計画」「法規」について、自分がどんな手応えだったのかとかを話し合ってるのかも知れませんね。
窓の外でそうやって話をしている人を見ながら…

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この「休憩時間に知り合いと話が出来る」というのは、恐らくスクールに通っている人の方がやりやすいと思います。

私は独学で二級建築士試験を受験したので、知り合いに二級建築士試験を受験する人はいませんでした。
だから試験会場に知り合いはいないですし、当然休憩時間に話をする相手もいない。

会社関係を探せば知り合いはどこかにいるだろうとは思いましたが、わざわざそれを探す必要性を私は感じませんでした。

二級建築士試験は個人的な試験ですから、知り合いと話をすることに私はメリットを感じなかったんですね。

でも、緊張して普段の実力を出す自信のない方ならば、知り合いと話をして緊張をほぐすという効果はあるかも知れません。

二級建築士試験を受験する為に家を出てから帰るまで、基本的にずっと「無言」でいる訳です。

それを「ちょっとイヤだな…」と感じるのなら、スクールに通って一緒に受験する仲間を作るのもひとつの手だと思います。
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…と、そんなことを考えてました。