二級建築士試験の学科III「構造」を半分以上終えて、残すのはあと「構造力学」の問題だけ。
そんな状態になった時点で、まだ時間は1時間も経過していません。

単純に3時間の試験時間を学科III「構造」と学科IV「施工」で半分と考えても、時間的には余裕という感じですね。

あとは回答の質だけ!
ということで、少し休憩してリフレッシュをした後、満を持して「構造力学」の問題に挑みました。

■簡単な問題もありつつ…
最初に軽く眺めて「これは分からない…」と思った構造力学の問題ですから、全く解けないかも…と覚悟しつつ問題を読んでいきます。

心配したまま問題を解いていくのがイヤだったので、1問ずつ回答していく前に問題だけ全部読むことにします。

そうすると…

サラッと問題を読んだ限りでは、全部完全とは行きませんでしたけど、半分くらいはきちんとした回答が出来そう。

そんな感触を得ることが出来ました。
この「半分くらいは出来そう」というのは、点数としては優秀な成績と言い難いものがありますよね。

私も「全部解けそうな手応えです」の方が良かったんですけど…
でも、最初から全部出来るとは思ってなかったので、半分くらい出来そうな感触でも上々だったんです。

以前も書いたと思いますが、二級建築士試験に独学で挑戦する際の欠点が最も現れるのが「構造力学」じゃないか。

そう思ってましたから、最初から「構造力学」を全部完璧に解ける!という予定ではなかったんですよね。

それに、既に解答用紙への記入を終えている、後半の暗記系問題たちがそこそこ出来てる感じだったのも大きなポイントです。

後半の問題だけで、ある程度合格の最低ラインには達してるだろう。
そんな感触だったので、あとは「構造力学」で得点を上乗せしていければいいかな…と思ってました。

そして実際に問題を解いていった訳ですが、やっぱり思った通り半分くらいは自信のある解答をすることが出来ました。

残りの問題も頑張って解いたんですけど、「まあ正解ならラッキー」くらいの手応えですね。

なにせ、必死に考えて出した解答が何番の選択肢なのかを見ていくと、5つの選択肢のどこにも入ってなかった、とかがありましたから。

なにそれ…

と、ホントにそんな心境ですよ。
原因として考えられるのは、以下の2つくらいでしょうか。

①単純な計算ミス
②根本的な考え方が違う

結局もう一度最初から問題を解いていっても、結局選択肢にあるような数字にはどうしてもならなかった…
ということは、もう完全に ① なんでしょうね。

そうなるともう今の段階で出来ることは何もなくて、あとはもう5分の1という正解する確率20%に期待するだけです。

いわゆる「ヤマ勘」というやつですね。
まあ少しくらいそういう問題があっても、他の問題がしっかりと出来てさえいれば、多分大丈夫でしょう。