強力なライバルの存在って

さて、これでようやく二級建築士試験の学科III「構造」を全て終えることが出来ました。

自信のない問題もいくつかありましたけど、まあそれは仕方がないことだから今さら気にしてもしょうがない。

そう思うことにして、今度は最後の学科である「施工」に取りかかることにしました。

…が、やっぱりその前に頭を少し休めます。

ここまでで確か1時間20分くらいでしたから、時間的にはもう大丈夫、という感じでした。



■資格スクールに通う人なら…

休憩して頭を休ませるとは言っても、実際には「完全に何も考えない」という状態は難しいですよね。

その時の私もそんな状態で、軽くボケッとしてはいましたけど、頭の中ではさっきの「構造力学」について考えてました。

あんまり意味のないことをボンヤリと考えてたので、その内容は今となってはほとんど思い出せませんけど。

ただ、ひとつだけ思えてるのがコレ。

自分が解けなかった構造力学の問題も、資格スクールでしっかりと勉強してる人なら解いてるんだろうな…

今さらですけど独学の弱点を思い出していたんですね。

もちろんそういう人は、かなりの高得点で楽々二級建築士試験の学科をクリアするんでしょう。

そんな中で、自分は本当に大丈夫なのか…

ほんの少しですけど、そういう気持ちになったりしました。

二級建築士試験を独学でやろうと思っている人なら、私と同じような心配をしている人がいるかも。

そう思ったので、気休めかも知れませんけど、独学でも大丈夫だということをここで書いておくことにします。

確かにライバルは資格スクールに通っている人が多いかも知れません。

資格スクールと独学とでは、公平に考えればまず間違いなく資格スクールの方が有利です。

受講生は高額な授業料という対価を支払ってるのだから、現実としてそうでなくてはおかしいですよね。

だから資格スクールに通う人は、独学の人よりもやや合格に近い場所にいられることになる訳です。

でも実際は、決められた水準以上の得点を出すことさえ出来れば文句なしに二級建築士試験の学科をクリアする事が出来ます。

ココが重要なところですよね。

水準以上の点数を取れば、というところが。

二級建築士試験は確かに受験生が全員合格するという性質の試験ではなくて、毎年かならず何割かの不合格者が出ます。

でも逆に考えれば、必ず何割かの合格者がいるということです。

その何割かに入る為には、やっぱり「決められた水準以上の点数を取る」ことしか無いですよね。

それさえ出来れば、どんなに優秀なライバルがいたとしても、学科試験に合格することが出来るんです。

仮に、資格スクールに通っている優秀な人が、全ての学科で満点を取ったとしても、それは変わらない。

自分以外の全員が満点なら話は別ですけど、そんなことは絶対にあり得ませんからね。

…という訳で、優秀なライバルの存在を少し考えた私でしたが、すぐに「結局は基準点を満たせばOKOK」となったんですね。

そのあたりの考え方は、独学でやることを決めた時とっくに考えたことなんですけどね。

まさか本番の試験中にまた考えるとは思いませんでした。

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