二級建築士試験の為の勉強もようやく半分が過ぎたかも、というところにさしかかってきた。

5択問題集にとりかかったあたりで、ようやくそんな事を意識し始めたことをよく覚えています。
ゴールが見えてくると、その時々で結構大変なことがあったとしても、なんとか頑張れるものなんですよね。
「あとどれくらい頑張れば終わる」ということが分かると、どこからか力が涌いて来るんです。

人間って現金なものですよね。

■現在位置を知る
二級建築士という資格に向けた道のりの、大体半分くらい来た…

と、そんな手応えを少しずつ感じてきた私は、その手応えをより確かな物にする為に頑張りました。
と言っても、今までと違うことをする必要はありません。

今までやってきたことをそのまま続けるしかないですし、それだけでも結構なボリュームでしたから。
でも、今自分がどの程度まで進んできたかが分かるというのは、かなりの安心感があることなんですね。

100がゴールだとしたら、今は40とか45くらいかも…という位置が分かって、そこまでに費やした労力が分かってる。

そうすれば、あとどれくらいが頑張れば良いのかがぼんやりと掴めてくる訳ですよね。

二級建築士試験の勉強を始める前に、大まかなスケジュールを組んでみるのは、こうしたメリットがあるからなんです。

今さらですけど、二級建築士試験の勉強を始める前には、かならず自分なりの勉強スケジュールを組むことをオススメします。

■独学の不安点について
もちろん独学で二級建築士試験に挑む訳ですから、残念ながら自分の現在位置を知っただけでは充分とは言えません。

例え自分の中での「100」まで進んだとしても、それがすぐに二級建築士試験の合格レベルかは分かりませんから。

でも、そのあたりの独学の欠点については、もう腹をくくっていたのでそれほど問題にはなりませんでした。
まあ「腹をくくるしかない」というのが正直なところですけど。

「私の中での100」まで進んだ先の話は、もう私の努力でどうにもならないこととだから心配しても仕方がない。

そんな心境だった訳です。

その為には、最小限の情報収集が必要にはなってきますけど、そこまでやってダメだったら資格スクールに頼る。

もうそれで良いんじゃないかと思っていました。
ただし、「ここまでやってダメなら仕方ない」と思うには、やはりそれなりの頑張りが必要でした。

そこまでの努力をしないで二級建築士試験に合格しなかったとしても、きっとそんな心境にはならなかったでしょうから。

今自分がどこまで進んだのかを理解して、目指すところまで進む。
そして、もし結果が不合格だとしても、「ここまでやったから」と自分で納得できる。

そんな状態になる為には、結局勉強をするしかないんですよね。これはもう当たり前すぎる話ですけど。
やることはもうコレだけ。

二級建築士試験の学科まであと一ヶ月くらいの頃は、そんな感じでひたすら勉強を続けたことを覚えています。