いよいよ二級建築士試験の学科試験本番。

自分の席に戻る為に歩いている時に、私は自分がいつもと同じくらいに落ち着いていることを確認しました。
昔から私は本番に強いんだから、きっとこの試験も大丈夫。この時はそんなことを考えてました。

■平常心でいられた理由
もちろん私が落ち着いていられるのには、単に肝が据わってるとかいう話じゃなくて、ちゃんとした理由があります。

やれることは充分にやった

そう思ってらからこそ、今こうして平常心を保っていられるんです。
年明けから今まで、自分がどれだけ勉強をしてきたか。どれだけの知識を積み重ねてきたのか。

その努力が合格という結果に結びつくかどうかは分かりません。
でも、二級建築士試験の学科試験に合格しても全然おかしくない、それくらいのレベルにはいるはず。

私はそう確信してました。
あとはその積み重ねを信じるしかありませんよね。

■試験開始前の緊張感
自分の席に戻ると、もう試験官の方達が教室に入ってきていました。
時々腕時計に目をやりながら、試験開始の時間を待っている様子。

私を含め、受験生のほとんどは席に着いていて、同じように試験開始の時間を今か今かと待っています。
もうこれが何とも言えない張りつめた雰囲気。

…が、こんなに緊迫した雰囲気はそうそう味わえるもんじゃないので、集中しながらもこの空気を堪能しましたよ。

こういう緊張感は久しぶりですからね。
あ、そういえば…少し話はそれますが、無駄話を少しだけ。

かなり昔の話ですが、新築の賃貸マンションに引っ越した時に、住戸の数よりも微妙に駐車場の数が少なかったことがありました。

どうしてそんな設計をするのか意味不明だったんですけど、まあ現実として駐車場が足りない訳ですよ。
「ままま、皆が車を持ってる訳じゃないでしょ…」

そんな甘いことを考えてましたが、まさしくそれは甘すぎる考えで、車保有率はほぼ100%でした。ってオイ。
でも普通に考えればですよ。3LDKのマンションを借りる人って確実に子供がいますよね。

だから子供がいる世帯の割合=ほぼ100%=車を持っている世帯の割合、という結論に至る訳で。
そうすると、当然のように何台かの車はマンションの駐車場に停められない、ということに。そりゃそうだ。

で、駐車場を借りる権利を巡って、住人同士で血みどろの闘いが繰り広げられることになる訳です。
この時はどういう闘いにしたかというと…と言っても管理会社が決めたやり方ですけど。

ジャンケンです。もちろん1回勝負。

もうね。
たかがジャンケンなんですけど、これがもう半端ない緊張感なんです。

そして、勝っても派手に喜べない妙な雰囲気。

だって、すぐ目の前には今まさにジャンケンに負けて、駐車場を他で借りなきゃ…ってなった人がいる訳ですから。

駐車場が借りられない確率は、多分全体で1割に届かないくらいだったと記憶してます。
だから普通にやればまず大丈夫なんですけど…なんなんですかね、あの緊張感は。

二級建築士試験の前の緊張感は、この時以来、かなり久しぶりに感じるものでした。
ちなみに、ジャンケンは嫁にお願いして、無事に勝つことが出来ましたよ。

嫁は私以上に本番に強いですから。