腹をくくって二級建築士試験に挑む。
ようやく(遅すぎですが…)そんな心境になって、新しく5択の問題集を始めることになりました。
と言っても毎日やることは同じなんですけどね…
■○×よりも簡単でも
○×問題集をたくさん解いてきた私にとって、5択問題集というのはかなり簡単なものでした。
多分それほど難しくはないだろう。
そんなことを思っていましたが、そんな私の想像以上に5択問題集はサクサクと進みます。
それもそのはず、今まではどの問題に間違った部分があるのかがランダムだったのに、今回はそうじゃないからです。
二級建築士試験の問題は、ほとんどの問題が「5つの選択肢から間違っているものを選ぶ」種類なんです。
5つの中から正しい表記のものを選ぶ、というのも時々ありますが、割合としては全然少ないです。
なので問題集も「5問の中に必ず1問の間違いがある」訳で、これが最初から分かっているのは楽なんですよね。
ただし、多少時間はかかりますが、やっぱり○×問題の時と同じく一問一問の正誤をきっちりと把握しながら進めました。
だって試験勉強で楽をしても意味ないですからね。
■筋トレ?
試験勉強というのは頭を使うものです。(←当たり前)
でも私は、「試験勉強って筋肉を鍛える筋トレに通じるものがあるのではないか」と思っています。
頭を使うか筋肉を使うかは違いますが、同じことを繰り返して少しずつ高めていくという手順は同じですよね?
だから、試験勉強で楽をするというのは、あまり負荷がかかっていない状態ということになる訳です。
筋トレで言えば、3kgのダンベルを使わずに0.5kgのダンベルを使うようなものです。
それじゃ鍛えられない。
もちろん負荷をかけた方が良いと言っても、それが自分の現状にあっていなければ意味がないです。
3kgのダンベルがちょうど良い人もいれば、0.5kgがちょうど良いという人もいますから。
でも、今の段階では出来るだけ負荷をかけた方が良いはず。
○×問題集に較べて正解を得られやすい5択問題で、わざわざ1問1問の問題の正誤を確認していったのはその為です。
二級建築士試験の過去問題を見ると、やはり似たような問題が毎年出題されていることが分かります。
過去問題を繰り返し解いているのは、二級建築士試験にそうした傾向があるからですよね。
でも、似たような問題ではあっても同じ問題ではありません。
過去の問題で間違った表記になっていた選択肢(正解の選択肢ということです)が、次回もそうとは限らない。
というか、むしろ絶対にそうならないと言った方が正解でしょう。
だからこそ全ての選択肢について、正誤とその理由についてしっかりと理解している必要がある訳です。