前回は問題を解いていく上で、ちょっとした注意点について書きました。
回答欄を間違えるなんてあり得ない感じですけど、実際にはあり得る話なので気を付けた方がイイです。
防止方法は簡単ですし。
もちろん最後には気がついて直すことになり、最終的に提出する回答としては大丈夫になるかも知れません。
でも、そういう失敗をすると当然焦ります。
焦っても良いことはひとつもないことと、自分の回答がちゃんとマークシートに反映されているかを確認する時間が減ること。
色々とデメリットがあるので、やっぱり問題は1問ずつ確実に埋めていくことをお勧めします。
■二級建築士試験 学科Ⅰ「計画」
さて、かなり話がそれてしまいましたが…
とにかく私は試験が始まると同時に、もの凄い勢いで学科I「計画」の問題に取りかかりました。
残り時間を意識しながら、焦らずに回答していく。
そんな方針に矛盾を感じてはいましたが、今回ばかりはそれを実行しなくてはと思ってました。
そんな訳で学科I「計画」
二級建築士試験の学科試験で、「計画」というジャンルは建築及び設備に関してかなり広い範囲の知識を求められます。
今パッと思いつくだけでも…
・建築史
・換気
・伝熱
・日照
・音響
・色彩
・集合住宅の形式
・病院や図書館などの計画
・高齢者福祉関連
・空調設備
・衛生設備
・電気設備
それぞれに覚えることがあって、しかもそれが難しい言葉だったり…なので、私は「計画」があまり得意ではありませんでした。
そんな苦手な学科を一番最初にやる訳ですから、ここで躓いたら後に響きそうで怖かった。
私は急いで問題を解きながらも、次の問題で分からない言葉が出て来ませんように、と祈るような気持ちでした。
でも、運良く分からない言葉や問題はそれほど多くなくて、かなりホッとしたことを覚えています。
これは、運という要素もありますけど、しっかりと過去の問題を理解していたことが一番大きなポイントだと思います。
もちろんそれでも分からない問題というのはありました。
でも、その割合はかなり少ないという感触だったので、ある程度予定通りという感じで進んでいきます。
そして、時々息抜き的に少し休憩をはさみながら、おおよそ40分で「計画」を終えることが出来ました。